007/カジノ・ロワイヤル

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第6代目のジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ
この人の配役が決まったときにはNET上でも賛否両論と言うよりも
ほぼたたかれっぱなしだったようなイメージでしたが、
公開された作品を見ると、いいっ!
導入部分のモノクロと言い
007ならではのオープニングが今まで以上に凝っていてかっこいいっ!


今までが結構目立たないような地味ぃ〜な役ばっかりで
ミュンヘン」「ジャケット」とメジャータイトルにも出演していた物の
スパイの素質?があったのか??今回のボンド役に大抜擢され
うまく花を咲かせています。


どうしても比べてしまうサー・ショーン・コネリーとは
やはり格段の差があるものの
空番になっていた”007”を背負い
初めてのミッションから始まる今回の作品は
2時間半の長さを感じさせないアクション&ラブストーリーの
上質な作品として仕上がっていました。


新007 ダニエル・クレイグは新人ながらも
おっちゃん007に見えて仕方が無かったんですが、
調べて見ると私と同い年!
1968年3月2日イギリス・チェスター生まれ。
これを知って余計に今回のボンドを応援する気持ちが膨れ上がってしまいました!


鍛えられた体で走るし飛ぶし(ヤマカシみたい)
笑わせてくれながらも冷静さを忘れない
正統派ボンドに戻った感じ。


ピアース・ブロスナンのボンドもかなりはまっていて大好きだったし
自分で映画館に行きだした頃のロジャー・ムーアの印象も深い
でもやっぱりサー・ショーン・コネリーは別格ですね
歴代のボンドと比べるよりもそれぞれのボンドの味を
見比べながら楽しむのが一番と今回の作品を見て思いました。


監督は007 2作品目のマーティン・キャンベル
脚本にポール・ハギスが参加していて
ストーリーに深みを与えてくれているように感じました。


もう次回の作品を制作することは決定されているようですので
早く次の活躍が見たくなりますっ!



関連のある日記はこちら↓

新しい007のお気に入りは


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父親たちの星条旗

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習慣、士気を高めるため、儀式。。。
軍隊ならではの国旗掲揚の場面を撮った写真が
戦争の行方を一変させただけじゃなく
3人の兵士と家族やその周りの人たち
国までもが変わってしまった


クリント・イーストウッドの最新作2部作の
第2次世界大戦・硫黄島での戦いを
アメリカ側と日本側それぞれの視点から見た作品のアメリカ版が
この「父親たちの星条旗


先日見た「男たちの大和」とかなりかぶる部分があって
やっぱり日本映画とアメリカ映画の力の差を見せ付けられました。


もちろんイーストウッド監督の技と独特な視点、語り口もあるけど
スピルバーグと手を組んで「プライベート・ライアン」のいい部分と
ポール・ハギスの絶妙な脚本と
同じフレーズを違う楽器で淡々と聞かせるイーストウッド自らの音楽が
3人の兵士の気持ちを表しているようで
台詞や彼らの表情から感じられる気持ちがぐっと胸にしみこんでくるようでした。


戦争の悲惨さや苦しさもしっかりと描かれていますが、
この作品の最も重点の置かれた部分は
戦争にかかる軍費=お金、負けられない=アメリカの意地
そんな所にスポットを当てて
硫黄島の戦いから帰還した兵士にインタビューすると言う
ドキュメンタリー的な雰囲気で語られていました。


目だつような大スターを起用せず
一見地味にも感じられますが、
実際の戦場の悲惨さが伝わってくるのと
ヒーローに祭り上げられた3人の苦しさが感じられます。


逆の目線から見たもう1本の作品「硫黄島からの手紙」は
今や日本人俳優と言えばこの人 渡辺謙さんと
叫びの演技 中村獅童さんらが出演


男たちの大和」同様、
もう本土には帰ることの出来ないと言うことが
解っていながらの戦いを35日間と言う長い時間を
どんなことを考え、どんなことを思い、どんな戦いをしたのか
学校じゃ教えてくれなかったことを
我々日本人じゃなくアメリカ人のクリント・イーストウッドさんに
教えてくれることになるとは。。。


いろんな意味で世界に進出をしている日本と言う国と
その国で造り上げられ物や情報がトップを走っていた時代が
そろそろ2番手3番手へと変わりつつある今
たった60年前の事も知らない私たちにとっては
先人は何を考え、何をしてきたのかをもっと知る時に来たんじゃないかなぁ


男たちの大和」の中の台詞で「負けて再び立ち上がる」
そんな台詞があったと思うけど
まさにそんな時代なんじゃないでしょうかね。



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男たちの大和/YAMATO



男たちの大和
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父親たちの星条旗」を見る前に
昨年当たった作品を先に見ておこうと思ってツタヤへ
どうも邦画には手が伸びなかったんやけど
テーマソングを長渕剛が歌っていると言う事もあって
見たかった映画をやっと見ることが出来ました。

尾道に巨大セットを組み上げて
角川映画としても、東映としても
久し振りの?大型作品「男たちの大和/YAMATO」

オープニングは戦争の啓蒙と戦艦大和の始まり
おっやはり日本の映画。何だかテレビを見ているよう。。。
不安極まりない始まり

大和乗組員だった父親が亡くなり
その娘が大和が沈没した場所へ向かうが
チャーターした船の船長も実は大和の乗組員だった
そして、その小さな船で働いている少年が
大和乗組員たちと同年齢。

うーん分かり易い、なんて日本的なお涙頂戴的展開。。。

と、ネガティブな見方ばかりせずに
2時間半弱の長時間ドラマはどんどん進み
乗組員たちの船での生活と出向前、寄航中の生活との
狭間が描かれて行きます。

2500人の乗組員で操船されていた大和の中では
たくさんの物語があったと思うけど
その中から幾つかのエピソードを取り出し
最終決戦の地、沖縄へと向かっていく。

でも、泥臭さの無い出演者たちと、
テレビやCMで見る顔と全く同じの皆さんには
なかなか感情移入できずいたが、
死ぬと分かっていて大和へ乗り込んでいく男たちに
養子に出された息子と母親のエピソードの部分で落涙
「行ってきます。さようなら」と敬礼する息子に対して
深々と頭を下げる母親。
その後、兵隊だった少年から息子へ戻り
母親の元へ駆け寄り抱擁しあうシーンはたまりませんでした。


1997年の超ヒット作「タイタニック」も
この「男たちの大和」と男女の恋愛、戦争と言う部分の
違いこそあれ、良く似た映画だと感じましたが、
何がこんなにも違うのか?
何でこんなにも迫力不足になるんだろ?
やっぱりハリウッドと日本映画の差は
縮まるどころか広がる一方のように感じさせられた一本でした。

でも、原作がしっかりしていたのが助けられた所でしょうか。
残念の一言です。
ええ映画やってんけどなぁ〜

この映画に出てくるお酒はやっぱり鹿児島らしく焼酎でした。
映画のスポンサーでもある「さつま白波」がさりげなく事務所の片隅に飾られていました。
焼酎ブームもそろそろ落ち着いてきたのかな?
地酒と同じ道を辿らない様に、今までのものを
当たり前にいつまでも造り続けて欲しいなぁと思ってます。


この映画と関連のある日記
父親たちの星条旗
YAMATO

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芋焼酎[さつま白波 かめ壷仕込み]25°720ml

カリスマのカリスマ

thx_19692006-12-16

ザ・ロード・トゥ・エスコンディード
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前回はザ・ローリングストーンズの「ア・ビガーバン」の陰に隠れた
バックホーム」発売
今回はビートルズのニューアルバム
「LOVE」の影に隠れてしまった感のある
ザ・ロード・トゥ・エスコンディード」をリリースした
エリック・クラプトン。

2000年に発表したB.B.キングとのコラボレーションアルバム
「ライディング・ウィズ・ザ・キング」っぽい感じではあるが
E.C.の代表作ともされる「アフター・ミッドナイト」や「コカイン」の
原作者J.J.ケイルとのコラボレーションアルバム

ギターの神様と称されるエリック・クラプトンですが
彼の憧れ伝説のギタリストJ.J.ケイル
まぁ色んな呼び方はありますが

全体の雰囲気は、肩の力が抜けた感じで
とっても聞きやすいアルバムとなっています
ドライブ中に聞くにはもってこいの一枚になるんじゃないでしょうか?!

それほどブルース色も濃くなっていずに
スローな雰囲気のアルバムです。
J.J.独特のギターサウンドがクラプトンの業を
遥かに上回って聞こえてしまうのは
やっぱり仕方の無いことなの?と。。。

14曲みっちりと作りこんだ感が聞き取れますが
J.Jマニアにとってはちょっと物足らない物に感じるかもしれません
が、クラプトンの彼を敬愛する気持ちはよぉ〜く伝わってきますね

クラプトンを聞きたい!
そう思われた方は
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LOVE (DVDオーディオ付)
ライディン・ウィズ・ザ・キング

この時期だからこそニューアルバム

thx_19692006-12-13

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ニューアルバム発売!
それはちょっと言いすぎなんやない?
そう思ってて、これは買わん!と決めてたけど
サンプルを聞くとどうしても欲しくて欲しくてたまらなくなり
近所のCDショップへダッシュ

山積みされているCDを見て
ちょっと躊躇したが購入

ビートルズのニューアルバム『LOVE』

アメリカ版、イギリス版と収録曲は異なる物の
やっぱり日本版を手に取りレジへ

寄り道もせずに速攻帰って
ジャケットラップを引きちぎり
CDを取り出し早速!

いやぁやっぱりビートルズはええっ
いつ聞いてもええもんはええっ

数百曲の音源を切り取って
一つの曲に肉付けして
今まで聞いてた曲をさらに広がりがあるようにアレンジ

どうもその部分が引っかかってはいた物の
聞いてみるといい出来上がり!

違和感を感じる部分が全く無いとは言い切れないものの
昔のアルバムを全部持って来て
全部の曲をもう一回聞きたくなるような感じにさせてくれます

そもそもこのアルバムはミュージカル用に
サー・ジョージ・マーティンと彼の息子ジャイルゥ・マーティンが手がけた物らしい
聞きなれたはずの楽曲を口ずさみながら聴いてると
いつもの所に来るはずの物が来ないっ
と、違和感こそ感じる時もありますが
そこはニューアルバムと言うことで
新鮮な気分で聞かせてくれます!
しばらくはビートルズの世界にどっぷりはまりそうやわぁ

単純な私
エリザベスタウン

そうそう!
そう思うっ!!って同感していただける方は
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プラダを着た悪魔

thx_19692006-12-12

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見てきました
ちょっとリッチな気分になるために?
六本木ヒルズの映画館を予約して。


しか〜し
ブランド物、服、アクセサリー。。。
全く興味ございませんっ
暑いときには Tシャツとジーンズ
寒いときには あったかくなる物を
それが服と言う物だと思っている私には


あぁ〜綺麗な人やなぁ
ぐらいにしか映りません
どれがプラダなのか?
グッチ?シャネル??
高いだけでどこがええの???


と こんな奴が見ても映画自体は面白かった!


メリル・ストリープの控えめながら
目で物言う演技が良くって
わがままなように見えるけど
人のいい部分を伸ばしていく上司の役が良かったわぁ


アン・ハサウェイがプリティー・プリンセスのかわいさをそのままに
大きな黒目がちの目が印象的でコロコロ変わる衣装を楽しんでるようで
楽しさが伝わってきました。


ブロークバック・マウンテンでちょっとは鍛えられた?と
期待したが、やはりかわいさを前面に出した作品。


プリティー・ウーマンみたいな分かり易いおバカ映画かなぁと思ってたけど、
まぁあれだけ楽しめれば充分!
KTタンストールの印象的な主題歌とノリと勢いのある作品。


ほんまは「父親たちの星条旗」か「007カジノロワイヤル」が見たかったんやけど
後悔せずに純粋におもしろかったぁ〜


父親たちの星条旗

007カジノロワイヤル


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スコーシージの新作は

thx_19692006-11-27

韓国映画で大ヒットした「インファナルアフェア」のハリウッドリメイクを
巨匠マーティン・スコーシージが監督。


タイトルのディパーテッドとは「過ぎし日の」「故人の」と言う意味だそうで
3部作の超大ヒット作品を巨匠がどうこね回して
どんな音楽をつけて
どんなアメリカらしい結末を付け加えてくれるんだろ?と期待大!


スコーシージ監督がリメイクするとはちょっと意外でしたが
歴代のリメイク失敗を思うと切れのいい、アップテンポな
ちょっと泥臭いマフィア映画に仕上げてくれる物と思います。


原作の韓国作品ではアンディー・ラウとトニー・レオンと言う
トップスターが競演し、しっかりストーリーを追わないと
頭がこんがらがってしまう物語をぐいぐいと引っ張ってくれていましたが


アメリカ版では「ギャングオブニューヨーク」以来
スコーシージ監督のお気に入りとなったレオナルド・ディカプリオ
天才俳優マット・デイモンが激突!


脇を久しぶりの大作登場!ジャック・ニコルソン
最近はテレビドラマでも頑張ってるマーティン・シーン
マーク・ウォルバーグらが固めています。


韓国独特のマフィアの世界観をどんなふうにアメリカへ持って来るのか?
マフィアの若手が警察へもぐりこみ
警察の潜入捜査官がマフィアの中で台頭して行き。。。
そんな二人を囲むたくさんの登場人物と
もうひとつの軸だった「時間」をどううまく使っていくのか?
そんな所が見所ですね。


もうひとつ今回のリメイクで驚くポイントが
製作にブラッド・ピットジェニファー・アニストンの名前が。


この映画がアメリカでリメイクされることが決まった頃は
このお二人 まだ仲が良かったのかなぁ?
とつまらない心配をしてしまうのは私だけでしょうか。。。?


と、そんなことよりも2007年の第2弾公開作品として期待しましょう!