アイランドのジャック
今年の夏は今まで以上に大作揃いで 見たくなる作品が目白押し!
スピルバーグの宇宙戦争
ルーカスの と言うよりも誰もが待ちわびたスター・ウォーズ エピソード3
そしてラジー賞も受賞しながらも日本ではヒット作品を連発している
マイケル・ベイ監督が
オビ・ワン・ケノービのユワン・マクレガーと
ロスト・イン・トランスレーションで
インパクトが強く残ったスカーレット・ヨハンソンをメインに据えた
「2300年未来の旅」現代版って感じの「アイランド」
ベイ監督らしく ぐいぐいと物語を進めてくれて、複線に継ぐ複線で結果は判っても
見ていて楽しく 大作2つの陰に隠れて?かなりの見応えある作品でした
前半の「THX−1138」に触発された?
未来都市のイメージと後半の 今でこそ実現できた 現在のロサンゼルスに
CGでマンハッタンのようにビルが追加された町並みが みょうにリアルで対照的!
スティーブ・ブシェミがまたもやいい味を出して 名脇役振りを
発揮していてスクリーンに登場した時には個人的に拍手っ!
「グラディエーター」で剣闘士ジュバを演じた
ジャイモン・フンスーも存在感バリバリでかっこ良かった!
ここで一部ネタばれ
アイランド行きが決まったジョーダン アイランドの本当の姿を見てしまった
リンカーン 二人の取った行動は もちろん逃亡
その先で現実世界を見せられた二人が偶然助けを求めたのがマッコード
この3人が外の世界で再開したのがロードサイドのバー
リンカーン:「マッコードはここに居るか?」
バーマン:「奥で用をたしているよ」
リンカーン:「奥で用?どこにいるんだ?」
バーマン:「はばかりだよ」
リンカーン:「はばかり?」
と 回りくどい会話を交わした後
奥のトイレへジョーダンを残し向かいマッコードと無事再開するのだが
残されたジョーダンとバーマンの会話で笑ってしまった!
「はばかり」へ向かったリンカーンを尻目にバーマンがジョーダンに向かって
バーマン:「ジャック飲むかい?」
ジョーダン:「ジャック? ええ」
バーマン:「Straight Up?」
ジョーダン:真っ直ぐ上を見る
ベタな笑でしたが 平日の昼間に関らず劇場の半分が埋めいていた観客は
クスリとも笑わず さらっと流されてました...
「ジャック」とはもちろんテネシーウィスキー アメリカンウィスキーの代表格
「ジャックダニエルズ」の事
43度から40度に変更され ちょっと残念でしたが、相変わらず
チャコール・メロウイング製法と呼ばれるろ過が 味わいの決め手で
アメリカを代表するウィスキーの一つ
個人的オススメですが やっぱりStraight Upがオススメです!
他にも マッコードの家で話をしているシーンではバドワイザーの
ネオンがあったり、リンカーンが使っていたパソコンがアップル社製
ロサンゼルスで向かったインフォメーションブースがマイクロソフト社製
キャデラックのいかつい車が登場したりとアメリカ製品の見本市状態でした
「宇宙戦争」以来の映画館でしたが 大満足で見終り
劇場の外に出るとすっかりと台風の影も無くきれいな夕日でした