エージェント

thx_19692005-08-13

天国と地獄のエージェントが 独りになって 考え事をしながら飲むお酒は 潮風をたっぷり受けて 個性の強い「アードベック」 
 天国の遣い 「天使」と 地獄の遣い 「ルシファー」 現世に迷い込んだ悪魔を祓い 身体に悪いきついタバコをふかしながら たった2分間だけ成功した自殺を償う為に 自分と戦いながら これぞアメリカン・ムービーと言わんばかりに 善と悪を解りやすく展開していった映画でした


 そんな作品の中で しっとりと飲んでいた「アードベック」は シングルモルトのスパイスとして重宝され 飲むほどに癖になる一本 最後の一口を グイと飲み干したグラスを テーブルの上を歩く 蜘蛛にさっとかぶせ すっていたタバコの煙を グラスの中に吹き込むシーンがとっても印象的でした 


 この映画の原作はイギリスが舞台のコミック 敢えてバーボンにせずに シングルモルトを選んだのは 偶然か?監督のこだわりか??
 この映画のこだわりと言えば エンドロール後


 いつもエンドロールが終って 劇場が明るくなってから出て行く私は 毎回周りを見渡すと 掃除のおにぃちゃんと 数人のお客さんがポツポツなんだけど
 コンスタンティンの時も同じような状況 が この映画はエンドロールの後が最大重要ポイント! コンスタンティンの助手 悪魔祓いのエキスパートになりたくって修行中のチャズ

 彼の墓参りに行ったコンスタンティンが 振り返りざまに 天使として復活したチャズが登場! この時がこの映画の一番の面白さがわかったような感じがしたんだが このシーン 一体どれくらいの人が見てるんだろ?