munich

thx_19692006-02-13

去年の「ターミナル」以来
何かをやりたいのか?
新作の連打
スピルバーグ印の作品がこの所目白押し
製作・監督の「ミュンヘン
製作総指揮の「レジェンドオブ・ゾロ」
製作の「SAYURI」
昨年の失敗作?「宇宙戦争
今年に入ってからの製作「父親たちの星条旗


劇場公開中の「ミュンヘン
トリノに引っ掛けて
ミュンヘンオリンピックの題材を選んだわけでは
無いと思うけど タイミング的に微妙な題材
ヨーロッパと中近東の歴史と政情が解っていれば
もっと面白く見れたのかもしれないが
重く ややこしく 難しい映画
決して家族連れやカップルで見る
いつものスピルバーグ的な要素が
ほとんど見られなかった


プライベートライアンでは
ビッグスターが二人と
戦争をテーマにしながらも
見ごたえのある映像美を見せ付けてくれたが
今回の作品は何をやりたかったの?
実話を世の中に知らしめたかった
って言うのは もっと若手に任せておけば良いのにと
2時間40分の長尺を 飽きさせはしなかったものの
珍しく淡々と物語が流れていきました


お決まりのジョン・ウィリアムスの音楽と
「トロイ」のエリック・バナ
「シャイン」ジェフリー・ラッシュ
輝いてはいたが どうもしっくり来ない作品


見終わった後も 胸にぐっと来るような感じでもなく
つっかえるでもなく 何も残らない...
個人的にスピルバーグがすきと言う
そんな理由だけで見に行って
期待が大きすぎたのかもしれません


ラストのブルックリンからマンハッタンを望む
波止場でのエンディング
マンハッタンをカメラがパンして
最後に止まった先に映っていた
ワールドトレーディングセンタービルの
大きな二つの雄姿がこの作品の締めくくりだったのか?


次回作「父親たちの星条旗」は
硫黄島での攻防をクリント・イーストウッドが描く作品
去年から話題になっているこの作品に期待大!