リドリー・スコットも愛した?!

thx_19692005-09-15

1989年
 もう16年も前になるんですね
 大阪の街を舞台にした リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン
 松田優作さんの最後の作品となってしまった ファンならずとも 心に残る一本



 その劇中の中で アンディ・ガルシア演じる チャーリーが
 バイクに乗ったヤクザ?に追われ
 闘牛士の真似事をして コートを取られてしまう場所が
 大阪梅田の 阪急コンコース

 高い天井に 欧州の教会を思わせる
 ステンドグラスや 幻想的な柱が印象的な
 梅田の中でも一際ほっとする場所でもあり
 人が沢山行きかう場所


 チャーリーがバイクを追いかけて 階段を降り
 長いエスカレーターを降り たどり着くところは
 広大な地下駐車場となるのだが そこは映画の編集マジック

 大阪人としては どこにつながっとんねん!
 って感じも拭えませんが
 夜の道頓堀 路面電車が走る阿倍野筋 泉南の工場地帯
 などなど 見ていて嬉しくなるマニアな場所が沢山撮影されていました


 そんなロケ場所のひとつ
 阪急コンコースが 再開発の余波を受けて 全面改装を決定
 あの綺麗な コンコースも遂に取り壊し
 なんとなく見たり通ったりしていた場所ですが
 いざ取り壊しとなるとやっぱり寂しいですね