61年目

最後の最後に8/15の参拝をした首相


周りの国の事を考えると、どう?とも取れる行動やけど、
終戦記念日の今日、先人達にお参りするという行動は
個人であればええんちゃうん?と思ってます。


私の知ってる60年以上前の出来事って
何とか幕府が出来たとか、何とかの改新やとか
何百年も昔の話ばっかりを学校で教えてもらったような気がする。


肝心な「近代史」と言うものをほとんど理解せず
ニュースなんかで流れる誰かの作為的?な内容を
安易に解ったつもりになってる自分が怖いわ


とまぁ堅い話よりも話題の映画。
それも2部作が今秋と年末にかけて公開されます。


父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙
両作とも名匠クリント・イーストウッドが監督し
脚本は「ミリオンダラー・ベイビー」のポール・ハギス
プロデューサーにはスティーブン・スピルバーグの名前もあります。


何で2作品になったかと言うと
アメリカ側からの視点と日本側からの視点で描きたかったと言う
監督の意向を最大限に表現できる方法をとったからだそうです。


まずは10月に「父親たちの星条旗」が先行して公開され
硫黄島に掲げられた巨大な星条旗を支える6人の兵士と
その後についてドキュメンタリータッチで描かれ、
12月に「硫黄島からの手紙」が公開
こちらは渡辺謙が主演し、二宮和也伊原剛志らが名を連ねています。


もともとは日本側の視点で見た作品「硫黄島からの手紙」は
日本人の監督に撮らせるつもりだったのが、
アメリカ側の作品「父親達の星条旗」で好感触を得た
イーストウッド監督が自らメガホンを取ったそうです。


この2作品、どちらも感動と感慨をしっかりと与えてくれるものとは思いますが
「戦争に正義もくそもありゃしねぇ」って長渕剛の唄にあったり
故・岡本喜八監督の「独立愚連隊」で
国同士が諍いをしてても俺達にゃぁ関係ねぇと
最前線で鉢合わせになった敵同士が握手をして立ち去ると言う
イヤに納得できるシーンを思い出してしまいました。


結局は何も知らんのんとちゃうの?私。
と言うのが結論ですが、どれが本当なのかを
しっかりと教育して欲しかったです。



こんなに硬い日記を書くつもりではなかったが
えらい硬くなってしまった...