男たちの大和/YAMATO



男たちの大和
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父親たちの星条旗」を見る前に
昨年当たった作品を先に見ておこうと思ってツタヤへ
どうも邦画には手が伸びなかったんやけど
テーマソングを長渕剛が歌っていると言う事もあって
見たかった映画をやっと見ることが出来ました。

尾道に巨大セットを組み上げて
角川映画としても、東映としても
久し振りの?大型作品「男たちの大和/YAMATO」

オープニングは戦争の啓蒙と戦艦大和の始まり
おっやはり日本の映画。何だかテレビを見ているよう。。。
不安極まりない始まり

大和乗組員だった父親が亡くなり
その娘が大和が沈没した場所へ向かうが
チャーターした船の船長も実は大和の乗組員だった
そして、その小さな船で働いている少年が
大和乗組員たちと同年齢。

うーん分かり易い、なんて日本的なお涙頂戴的展開。。。

と、ネガティブな見方ばかりせずに
2時間半弱の長時間ドラマはどんどん進み
乗組員たちの船での生活と出向前、寄航中の生活との
狭間が描かれて行きます。

2500人の乗組員で操船されていた大和の中では
たくさんの物語があったと思うけど
その中から幾つかのエピソードを取り出し
最終決戦の地、沖縄へと向かっていく。

でも、泥臭さの無い出演者たちと、
テレビやCMで見る顔と全く同じの皆さんには
なかなか感情移入できずいたが、
死ぬと分かっていて大和へ乗り込んでいく男たちに
養子に出された息子と母親のエピソードの部分で落涙
「行ってきます。さようなら」と敬礼する息子に対して
深々と頭を下げる母親。
その後、兵隊だった少年から息子へ戻り
母親の元へ駆け寄り抱擁しあうシーンはたまりませんでした。


1997年の超ヒット作「タイタニック」も
この「男たちの大和」と男女の恋愛、戦争と言う部分の
違いこそあれ、良く似た映画だと感じましたが、
何がこんなにも違うのか?
何でこんなにも迫力不足になるんだろ?
やっぱりハリウッドと日本映画の差は
縮まるどころか広がる一方のように感じさせられた一本でした。

でも、原作がしっかりしていたのが助けられた所でしょうか。
残念の一言です。
ええ映画やってんけどなぁ〜

この映画に出てくるお酒はやっぱり鹿児島らしく焼酎でした。
映画のスポンサーでもある「さつま白波」がさりげなく事務所の片隅に飾られていました。
焼酎ブームもそろそろ落ち着いてきたのかな?
地酒と同じ道を辿らない様に、今までのものを
当たり前にいつまでも造り続けて欲しいなぁと思ってます。


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